もしかして仕事の案件として舞い込んでくるのではないかということで一括情報収集的にNoSQLのことが記された本を探していて、いろいろ悩んだ挙句にこの本のみしか注目できるものがなかった、あとはだいたいHadoopとかHBaseとかMongoDBなど特定のアプリケーションの話題だったからそれはまた今度買う

今は別案件で新宿御苑方面に出向中なのだが、新たなわが社の案件として、NoSQLがらみの話が舞い込んでくる可能性を社長から示唆され、これは……ということで、さっそく本屋に探しに行く。まあその前にAmazonで適当に検索して、目星をつけた書籍を本屋で見るということをするわけだが。いろいろ悩んだ挙句に、この本のみが自分の注目度No.1だった。というのも、広く浅く、網羅的に記述されているのが、この本だけっぽかったからだ。本当は広く深く欲しいところだが、だいたいそんな本はない。深い本というのは、HadoopとかHBaseとかCassandoraとかMongoDBとかRedisなど特定のアプリケーションに特化したものばかりだ。まあ、そのあたりは今度買うとして、今回はこの本を買ってみた。


この本、というのは、「NOSQLの基礎知識 (ビッグデータを活かすデータベース技術) 」という本だ。
実はこの本、かなり前から書店でみかけて、立ち読みもしていたほどなのだ。だが、ずっと買う気にはならなかった。

というのも、この本は「広く浅く」の本だからだ。
ぶっちゃけていうと、別にHadoopやCassandoraの違いなどというものよりも、もっと具体的にNoSQL(NOSQL)についての具体的な情報が欲しかった。深い知識が欲しかった。学術的な内容もあればなおよかった。
この本は、そういう深い内容ではなくて、ウェブをなんとか探せばだいたいどこでも拾い読みできるだろう、という感じの内容に思えたからだ。

nosql

しかし今回、購入に踏み切った理由はいくつかあったは間違いない。

まず1つに、直近で必要になる技術となりそうだったこと。
私はRDBMSなら詳しいということはないが、DBMSといえばMySQLやPostgreSQLといった、いわゆる昔から脈々と受け継がれてきたDBMSを踏襲し発展しているタイプのデータベースアプリケーションしか知らない。SQLもそれほど深くまで使いこなしているわけでもない。まあむしろORマッパー使ったほうがいいクエリーができるでしょう、ぐらいの程度の技術力しかない。
NOSQLについての情報は、それに比べれば限りなくゼロに近い。
そういう意味では、お話だけの本であっても、短時間でまとめて集合体として情報が得られるのは貴重だったことが挙げられる。

2つ目に、書籍という単位で知識がまとめられていること。
ウェブを探せば確かに見つけられるが、私にとって(他の人にとっても?)ウェブで情報収集をして読んで身にする、っていうのが、なぜか上手にいかない場合がある。これは情報をいちいち探さなければならず、探す間の労力だけでだんだん萎えたり気が散ったり、場合によっては目的の情報にたどり着かないこともあって面倒くさくなることがあるからだ。
なので私はいまだに情報としての書籍、無料ではなく有償(つまり、印税や原稿料といったモチベーションに託されたもの)の情報形態はウェブよりも強く信じている。まあこれは宗教みたいなものなので気にしなくて良い。

3つ目に、ウェブで探しまくる時間を完全に省略しつつ、通勤時間帯という貴重な時間を使って勉強ができること。
iPhoneでちまちまウェブ探して読んでいると、だいたい目的の記事を1つ2つ読んだだけで終わる。通信状態が悪ければ1駅分の時間でページ読み込みが起きて時間のロスになる。
紙(じゃなくてもKindleなどの電子媒体でもいいけど)での情報であれば、通信環境に依存することもないし、調べる時間もない。
もちろん逆に、本というのは、本に書かれたこと以外のことは何も得られない。
のだが、と思っている人ほど、危険である。
本に書かれたことというのは、キーワードに満ち溢れている。
今は便利な時代で、ウェブでそのキーワードを検索すればいろいろ情報が得られる。

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もちろん書籍に掲載されているキーワードだけではなく、ウェブサイトの情報でも同じことは言えるのだが、私の場合はキーワードをAmazonに突っ込んで、別の本を探す。Googleに突っ込んで新しい本を探す別のてがかりを探す。

まあ結局、本が好きな人間にとって、情報と本は切っても切れないのである。
宗教だから、気にしないように。

ただ私はウェブの情報は経験上70%以上の信頼性は置いてない。もちろん書かれているサイトにもよる。おそらく私のブログに書かれた内容にも誤りはあるだろうし、異なる見解が書かれていることもあるだろうし、古い記事は役に立たなくなっているだろう。新しい記事であっても有用かどうか怪しいものも、おそらく他者から見ればあるだろう。

書籍も古いものは役立たない場合があるのだが、系統だてて綿密に精査された上で書かれた書籍というのは、やはり一つの完成された情報体系なのであると私は確信しているのだ。
内容が古くても、その先に繋がる形で書かれている書籍は必ずある。そうでないものもあるが(単なるアプリの解説本とかは、まあだいたいそうだが)、割と昔の本を読み返して気づかされることもある。ウェブの場合でもそれはありうるが、記事自体が深くなかったり、古い記事は失われていたりすることも多い。書籍はうまい形で保管できるが、ウェブはコンテンツをまるごとバックアップしたところで、その後どうやって見るかは整理の仕方次第だ。でも古い増設HDDとかって、あまり見返さないんだよね。ま、それも人によるのか。

とまあ徒然かいてしまったが、今回は緊急であることと、広く浅くではあるが一定の情報が得られそうである本だったということで購入に踏み切った。
いま読んでいるところだが、結構いい本である。案外深いことも書いてある個所があって、なかなか侮れない。

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