Skypeを使って無料で英会話を楽しむあるいは勉強する方法は、おそらくほぼこれがベストアンサー

英会話学習、特にリスニングとスピーキングを学習するためには、リアルに英語使用者と会話をする必要があるのは当然だ。そこで考えられる方法はいくつかある。

(1)英会話教室に通う

わざわざ説明する必要もないだろうが、最近はやりのCOCO塾や老舗ベルリッツのような大手にせよ、個人経営の英会話教室にせよ、米軍基地内で米軍兵士の妻が開く英会話教室にせよ、カフェ英会話にせよ、何らかの形で英語使用者と対面し、グループもしくはマンツーマンで英会話をするタイプの学習方法だ。
この学習法では、いずれも決まった場所に移動して学習もしくは会話を楽しむ必要がある。まあそれを楽しみにしている人も多いと思うので、それ自体の善悪や合理性非合理性は問えないだろう。
そして、いずれの方法も有料だ。金額の差はあれど、英会話をするためには一定額以上のコストを覚悟しなければならない。おそらく最も安く上げやすいだろうカフェ英会話の場合でも、1時間2,000円程度だから、週1回月4回を楽しむとすれば8,000円程度。私がかつて通っていた個人経営の英会話教室も8,000円だったから、カフェ英会話と大して変わらない。だったら英会話教室に行ってしまうほうがノイズも少なくていいだろう。ただしグループ会話になるので一人あたりの会話時間は薄まるだろう。

(2)はとバスツアー・皇居周辺の外国人観光客ガイド

この方法は私はとったことがない。はとバスツアーに便乗して、同乗する外国人観光客の観光ガイドを無償で買って出るという修行方法は、かつてNHK「英語でしゃべらナイト」でも取り上げられていたが、結構メジャーな方法のようだ。
また皇居など観光地を訪れる外国人観光客の英語でのガイドをするという方法もメジャーだ。
ただし、いずれの方法も多くは大学生などの若者たちが英語力向上のために行ったり、大学のサークルなどで実践英会話を修行するための方法という場合が多いらしい。社会人でこれを実践している人は少ないような気がする。社会人がやる場合、平日昼間は不可能だし、夜に観光客なんてほとんどいないし、土日休日などを潰すのは気が引ける、もしくは他の用事で無理という場合もある。そうなると、この方法は社会人向きではない。
社会人向きの方法は、どちらかというと次の(3)になるだろう。

(3)洋風パブの外国人と会話

アイリッシュパブやイングリッシュパブなどの、いわゆる洋風パブが都内もしくは主要都市中心部などにはいくつか存在する。打代表的なチェーン店を挙げるなら「HUB」だろう。キャッシュオンデリバリー式でオーダーごとにお金を払い、商品を受け取ったら適当な場所で飲食をするというものだ。
つまり、ビールを1パイント注文したら、別に自分の席で飲む必要がなく、英語を話している人達の中に突っ込んでいって英会話をすることが可能なわけだ。
以前、英語がバリバリの同僚から聞いた話では、若いときにこのパターンで修行を繰り返したそうだ。
この方法も私は試したことがないが、あえて雑感を言うなら「女の子が実践しやすい方法(かも)」「女性と話したくても女性客が少ない場合が多い(もしくは他の男性客と同伴で割り込みづらい)」「サッカーで燃え上がってる場合がある」「スラングが結構多いかもしれない」といった感じか。まあ試したことがないので偏見的感想ではある。興味のある方は試してみてはいかがだろうか。少なくとも私から言えるのは、この方法で修行をしたことのある元同僚女性が確かに存在した、という点のみである。
また、費用は呑み代が掛かる。それをどういうコストとして捉えるかは各自次第だろう。

(4)格安Skype英会話

レアジョブで有名になったSkype英会話。この手のタイプの英会話サービスはかなり数を増やしていて、安いものでは25分100円を切るものも多数ある。中には固定額5,000円程度で1日50分、年360日程度会話しても月額固定という会社もあった。
安いサービス会社はほぼ確実にフィリピン人大学生などを使ったもので、ターゲット層をどこに絞っているのかは不明だが、女子大生ばかりを揃えている会社も散見された。
私もつい最近までこのタイプのサービスを探し、可能な限りコストパフォーマンスの優れた会社を探そうとしていたが、はっと気が付いた点があった。
安いところの場合、講師数が10名程度しか確保されていないのだ。
それが何だ、と思うかもしれないが、その10名がSkypeにサインオンしている時間帯というのは当然限られてくる。女子大生ならなおさら学習時間や大学に行く時間などもとられるため、日本時間の夜を中心にしてサインオンしていても数時間程度しかクラス割り当てがされていないという講師のほうが多い。
これ、たまたま未登録でも講師スケジュールが見れるサービス会社があったので、眺めていて気が付いたのだが、これだと受講者数数名程度であっという間にその時間のクラスが飽和してしまうだろう。
そうすると、1日50分の講義を毎日受けても5,000円です、と言われても、授業が受けられない日のほうが多くなる可能性もある。昼休みを潰して仕事の合間にカフェあたりで……と思っても、その時間帯は女子大生はほぼ大学で勉強している時間帯でクラスが設定されていない講師が多い(フィリピン時間=日本時間-1時間)。土日昼間にサインオンしている講師が多くても、総勢10名程度ではタカがしれている。だってその分「その時間で受けたい!」と希望する日本人受講者も多いはずで、結局少ないパイの奪い合いみたいな状況が想定される。
高いところでは講師の数もかなり豊富なので、受講したことはないけれど、バッティングする危険性は低そうだ。そのかわり単位時間あたりの金額は高い。まあそうは言っても月額でおおむね6~8,000円程度のコストで収まる範囲ではあろう。でもちょっと待て。8,000円使うなら、週1月4でのリアル対面型の英会話講座でもいいじゃないか。しかもその場合は英語公用語の講師ではなく、英語ネイティブの講師がほとんどだ。
まあどちらを取るか、受講者はよく天秤にかけた上で決定するのが良いだろう。

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(5)Skype Support Networkへの投稿

さていずれも有料の手段であったが、無料でやる場合はどうすればいいか。
いろいろ調べた挙句、私が結果的に選択したのは「Skype Support Networkの言語学習スレッドへの言語交換希望の書き込みをする」ということだった。
というか、おそらく私と同じように情報を収集してきた人も数多いだろうし、その過程でSkype Support Networkの当該スレッドへの「言語交換希望」書き込みをするという方法に気が付いている人も多いはず。
しかし、この方法の実践に躊躇している人も、たぶん多い。私もその一人だった。

その理由は何だろうか。

一つには、「言語交換」という点ではなかろうか。つまり、英語を一方的に教わる・会話するのではなく、日本語学習を希望する人に日本語を教える・日本語で会話する必要があるということ。そしてそれがわずらわしいと感じる理由としては「日本語なんて教える自信がない」「自分の英語の勉強時間が少なくなる」という点かもしれない。

別の理由も考えられる。というか、これは私の仮説だが。
英会話学習「慣れ」をした日本人は、テキストを用いた一定のクオリティを有する「講師」と称する人によって順序・秩序だてて教えてもらうことで安心感を得られる、というものだ。
この点が事実として存在するとしても、何ら違和感はない。それは私が日本人だからかもしれないが(笑)、たとえばTOEICで高得点を目指すようなタイプの人の場合、どこの誰かわからない人と単に英語の会話だけを淡々と実践することに意味は見出しにくいだろう。学習の観点からすると、もっと効果的かつ合理的な方法を選択する余地がある。お金さえあれば、それは(1)の方法だったりするだろう。


最初の理由「言語交換」について考証してみたい。というか、結果から言えば私は(5)の方法を実践中である(なのでこれを書いているのだが)。なので経験を交えて書いてみたい。
相手が日本語学習をしていて言語交換をしている場合でも、必ずしも日本語を使う場面と英語を使う場面が50:50で訪れるわけではない。これは完全に経験則だが、多くの場合、日本語よりも英語で会話を進める場面のほうが圧倒的に多い。むしろ日本語を話す時間帯は少ない。
実はこれ、Skypeでもそうであるが(今のところだけど)、私がかつてニュージーランドで短期語学留学を経験した際にトライしてみた台湾人とのLanguage Exchangeでも同じだった。日本語での会話はなく、彼(ないしは彼女)は英語で日本語の学習方法を聞いてくるのみであった。あるいは「おはようございます」「こんにちわ」などの挨拶だけという場合もあった。もちろん必ずしもそうではなく、もっと熟達した日本語学習者が日本語と英語の割合を50:50かそれ以上で求めてくる人もいるかもしれない。その場合は、相手を変えればいい。Skypeならではの方法である。ちょっと気持ちとしては引き気味になってしまうが、自分が意に沿わない、もしくは話しづらい相手であれば、適当に無視してコンタクトしないということが可能なのだ。それがSkypeでの緩いつながりのメリットでもあろうと思う。

二つ目の理由「日本語を教えたことがない」「教えられない」については、まあそういう状況において、日本語文法をきっちり教えるなどという場面はほぼ確実にないし、逆にそこまで求められるようなら、それは「ここから先は有料です」の世界だと思ってもらうほうがいい。つまり、「私では教えられないから他をあたれ」「有料の日本語教室を受講してくれ」の二択だろう。つまり、わざわざ難しいことを教える義理などないということだ。
たぶん逆も真なのだ。私がSkype通話者相手に「英文法をきっちり教えて」「このテキストでやりましょう」などといったら、たぶん先方さんは困るか怒るか無視するかのいずれかに違いない。そういうことを求められても困るのが、一般的な言語交換の場だし、言語交換とはそういう場なのだということだと思う。

とりあえず、こんな感じでまとめてみたい。まああくまでも私見であるので、興味のあるものをトライした上で自分なりの評価を下せばよいと思う。

(1)……テキストや適切な講師による一定のクオリティが確保された対面式の英会話を希望する人や、TOEIC等の資格試験向けの勉強をする人。
(2)……若い英語学習者、特に平日昼間の時間が活用できる人。
(3)……社会人英語学習者。たばこの臭いが気にならず、雑音に負けずに英会話ができてスラングがあってもOKという人。
(4)……自分の時間的都合が比較的優先されやすく外出が不要で、テキストベースの学習でかつ気兼ねなく参加・退会できる形態を希望する人。
(5)……言語交換を厭わず、ネイティブか否かをや相手の国籍・文化・宗教等の背景を問わずとにかく英語で会話し耳慣れ・会話慣れを中心に英語学習経験を構築していきたい人。

Skype Support Network以外でも言語交換(Language Exchange)などのコミュニティがあったりするけれど、あまり活発な動きは見られない気がする。結局、Skypeを使うならばSkype Support Networkがベストアンサーだという気がした。

ちなみに私が書き込んだスレッドは1つだけ。既存の「List of ALL users wanting language exchange」というスレッドに、投稿者規定のフォーマットに従った4行だけを書き込んだだけだ。あとはそのスレッドを見た人からのコンタクトを待っただけである。もちろん自分からコンタクトをしていく方法もあるが、待っているだけでも結構コンタクトがあったりする。色よいコメントまでつけると、結構な人数からSKype addを受けるのではないだろうか。受けすぎると後が大変だから、調整する方がいいかもしれないが……。
あとこのコミュニティは必ずしも言語交換だけにとどまらず「英語でお話ししましょ」というだけのスレッドも立てられるので、自分からスレッドを立ててメンツを募集する方法もある。私はさすがにそこまではしなかった。全員に返信する必要もないだろうが、せっかくコメントをくれた人とはお付き合いしなきゃという義務感がどこかにあらかもしれない。別にそんな義理もないわけだし、適当に気に入った人だけ取捨選択してSkypeチャットを楽しもうというタイプの人であれば、遠慮なく書き込んでみればいいだろう。

【おまけ】
リスニング強化のために私が使用している教材を一応紹介しておく。1つだけに絞っている。
単語集ではあるが、CD付きで、かつTOEIC対策用として米英豪加の4ヶ国発音が含まれている。リスニング力強化にはかなりいい。単語の学習は二の次としても、リスニングをしながら単語習得も可能であるため、ある程度の語彙力のある人でプラスしたい場合にも有効だろう。
通勤時にこれを聞いている。1週間同じスキットを繰り返し聞いてなれるようにしている。

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