Java MVCウェブフレームワークとして名高いStruts 1がEnd Of Lifeを迎えたため開発を終了するとApache foundationからアナウンスがあったようだ。Struts 1の最終バージョンは2008年12月にリリースされた1.3.10となるとのこと。
■Apache Struts 1 End-Of-Life (EOL) Press Release – Apache Software Foundation
http://struts.apache.org/struts1eol-press.html
私自身は特にStrutsを使ったことはないが、Java MVCフレームワークの中では日本語の書籍も出ているぐらいメジャーであろう。現在Version 2をメインとして開発は継続されているものの、古くから使われているフレームワークゆえに、いまでもVersion 1で動いているシステムは多いのではないだろうか。
最終リリース日からすれば事実上EOLは過ぎているものであるが、今回のアナウンスはそれをより明確に示してVersion 2にフォーカスを充てることが目的とのことらしい。これ以上のセキュリティパッチやバグ修正は行われないようだ。しかしそのこととは別にVersion 1のダウンロードは恒久的にできるともリリースでは伝えている。
そしてプロジェクトはこれからStrutsを使うにあたってStruts 1から始めることは推奨せず、Struts 2の使用を強く推奨している(当然だけれどね)。
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