インスタンスのディスク(ボリューム)容量を拡張するには、一旦新しいボリュームを作ってアタッチしなおす必要があるらしい

Amazon EC2で最初に作成したインスタンスだと、デフォルトのディスク(ストレージ)容量しか持っていない。これを拡張する必要がある場合、ちょっとした面倒な作業・手続きをふまなければならない。しかも油断するとヘクる危険もあるから、それなりに気をひきしめてメモ帳(手書きでもコンピュータでもお好きな方)を手元に置いて作業をする必要があるだろう。

このページでは、あるインスタンスのデフォルトボリュームサイズの30GBから、100GBのボリュームサイズに変更する手順を説明している。手順概要は次の通り。

・30GBのスナップショット(ディスク全体のイメージのようなもの)を作成する。
・100GBのサイズのボリュームを作成し、上で作成した30GBのスナップショットを適用する(30GBの中身全体が100GBに展開されるイメージ)。
・30GBボリュームをインスタンスから切り離す(Detachする)。
・100GBボリュームをインスタンスに割り当てる(Attachする)。

ここでポイントとなるのは、以下の通り。

・インスタンスIDやストレージIDなどの識別子を覚えるかメモしておく。
・それぞれの関連性を把握しながら作業する、場合によっては図・表などを書きながら作業をする。

なお、作業にはインスタンスの停止が伴うので、事前にかならず停止してもよい状況にしておくこと。

(1) インスタンス一覧から、ストレージを拡張したいインスタンスを選択する。右クリックメニューで「Stop」を選び、インスタンスを停止する。

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(2) ダイアログに表示されているインスタンスIDやインスタンス名を確認し、問題がなければ「Yes, Stop」をクリックしてインスタンスを停止する。

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(3) インスタンス一覧で「stopped」になることを確認する。「stopping」は停止作業中なので、「stopped」になるまで待つ。

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(4) 左サイドメニューから「Volumes」をクリックしてボリューム一覧を表示させる。

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(5) リスト右側に表示されているインスタンスID、インスタンス名をチェックし、使用中かどうかの「in-use」と現在のボリュームサイズ(ディスク容量)が、変更したい対象のものであるかどうかを確認する。あっていれば、容量の左脇のボリュームIDをインスタンスIDとペアになるようメモしておく(ただし、このボリュームは「旧ボリューム=変更前ボリューム」であることを把握しておく)。

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(6) 該当するボリュームであることを確認したら、右クリックメニューから「Create Snapshot」を選択し、現在のボリュームのスナップショット(ディスクまるごとイメージのコピーのようなもの)を作成する。なおスナップショットも容量・時間でコストが掛かってくるので作業後不要なら削除するなどしたほうがよいだろう。逆にバックアップとして残しておくなど必要ならコストと相談の上で残しておくこと。

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(7) 「Create Snapshot」ダイアログでボリュームIDを確認し、スナップショットの名前(Name)と説明(Description)を記述する。スナップショットの名前は後で参照するのでこれも覚えておくかメモしておく。入力し終えたら「Yes, Create」ボタンをクリックしてスナップショットを作成する。

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(8) いよいよ100GBボリュームに切り替える作業となる。まずは100GBボリュームを作成。リスト上部の「Create Volume」ボタンをクリックする。

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(9) 「Create Volume」ダイアログでボリュームサイズ(Size:)を入力し(単位要注意!)、適用するスナップショット(Snapshot:)のプルダウンから、さきほど作成した30GBボリューム(旧ボリューム)のスナップショットを選択する。他の参照可能なスナップショットも全部列挙されるので見間違えないように注意する。選択したら「Yes, Create」ボタンをクリックして100GBボリュームを作成する。

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(10) ボリューム一覧から30GBの旧ボリュームを見つけ、右クリックメニューで「Detach Volume」を選択する。この作業でインスタンスからボリュームを切り離すことになる。

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(11) 「Detach Volume」ダイアログでボリュームIDを確認し、問題がなければ「Yes, Detach」ボタンをクリックする。これで当該インスタンスからこのボリュームは切り離されることとなる。

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(12) 次に変更したい100GBボリューム(新規作成したボリューム)を見つけ、右クリックメニューで「Attach Volume」を選択する。この作業でインスタンスにボリュームを再割り当てすることになる。

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(13) 「Attach Volume」ダイアログでボリュームIDを確認し、問題がなければ割り当てたいインスタンスID・インスタンス名を持つインスタンスをプルダウンから選択し(Instances:)、デバイス名をルートドライブとして「/dev/sda1」を指定する(拡張ドライブでいいなら別のドライブ名を指定すればよい)。デバイス名などattachに関する情報はこちら(英語)。これらを指定したら「Yes, Attach」でインスタンスに100GBボリュームを割り当てる。

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(14) ボリューム一覧で、100GBの新ボリュームが当該インスタンスに割り当てられていることを確認する。

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