グループ展『ESTATE』

またまた、学生とグループ展をやることになりました。
今回は、いち参加者として。学生による自主的な活動です。

■ESTATE
http://www.juillet.jp/exhibition/schedule.html
2009/8/27(木)〜9/1(火)
12:00〜19:00(最終日16:30迄)

ESTATE(エスターテ)とはイタリア語で夏という意味です。
学校では夏休みもそろそろ終わる頃、夏をテーマに18人それぞれの気持ちを表現します。ぜひ見に来てください。

【写真】房総の夏

9月初旬に千葉・房総に行ってきた。

■かもめと少女

■かもめと太陽

■海岸美術館〜浅井慎平の写真美術館

■海岸美術館〜浅井慎平から足元注意

■海岸美術館〜浅井慎平の展示写真通路

■海岸美術館〜私に手を触れるな!

■海岸美術館〜浅井慎平のストーヴ

■海岸美術館〜浅井慎平の蛇口

■海岸美術館〜浅井慎平の蛙

■内房線〜内房を旅するトンボ

■内房線〜特急通過待ち

■久留里線〜木更津駅入線

■久留里線〜平山駅・農作業風景

■久留里線〜くるり駅でくるり

■久留里線〜スローライフでいきたい

■久留里線〜出発進行

■岩井海岸〜夏の残骸

■岩井海岸〜夏の居場所

■岩井海岸〜夏の模様

■岩井海岸〜夏からの脱出

【写真】土合駅・飯田線

■朝の高崎駅

■土合駅・最後の階段

■土合駅・窓の隙間の上り線

■土合駅・上りホームに向かえば

■上越線・闇の出口

■R291のガードレール

■R291の花

■R291 acrosses over 上越線

■NAOETSU

■大糸線 キハ52

■止まった時間

■大糸線 JR東日本サイド

■飯田線 飯田駅から快速

■豊橋駅で蕎麦立喰い

■新宿読書

4人が創る『わたしの美術館』展

みなとみらいにある横浜美術館に、 「4人が創る『わたしの美術館』展/茂木健一郎・はな・角田光代・荒木経惟」を観に行く。
先月から、ずっと見たかった展示だ。

まったくもって共通項がないと断言できるであろう4名の著名人によって、独自の視点で選ばれた、あるいは創られた作品群を、それぞれの視点と感性を切り口に観る者に伝える力に、圧倒され、また芸術とはつまり何なのかを改めて考えさせられる契機を与えてもらった。

小説が好きな私は、作家・角田光代のブースにとりわけ惹かれるものがあった。それは、ひとつひとつの絵画について、独自の視点で物語を構成することができるということを、角田光代らしいやさしくも鋭い文章で見せつけてくれたからだ。それはさながら、「表現する」ということは、絵の具であろうがペンであろうが全く関係ないのだと主張するかのようでもあった。作品を通じて「物語る」ことというのは、かくも無限性を有するものなのだということを、私はこの展示を通じて、筆とペンの力で教わった気がした。

各方面の第一線で活躍している人々によって選ばれた、あるいは創られた作品たち。私は、とりわけ各人によって選ばれた作品そのものについて、作品そのものには一定の素晴らしさを感じつつも、特別な感銘を受けはしなかった。それは個々の作品に魅力がないという意味ではなく、感性というものが人それぞれであることの証明だと思う。またそれだけに、無限の可能性を秘めているのが芸術というものなのだという、根源的な事実に立ち返ることができた気がする。

創作の文化というのは、このような無限循環的な構成をひたすら受け継ぐしかないのだ、という印象もこの展示から与えられた。それは、人の作品に触れ、そこからイメージし、結果から新たな派生としての作品を生み出していくという、深く長い時間軸を超越あるいは交錯しての「良い意味での」無限循環であることを、改めて見せつけられた点において、この展示の私にとっての意義は非常に大きいものであったと言いたい。